アメリカの財政政策は危機的ではない by Mark Thoma

1月23日にEconomist”s Viewに掲載されたMark ThomaのAmerica’s Fiscal Policy is Not in Crisisの訳。誤訳の指摘お願いします。


ピーター・オルザグが言うには:

医療費がアメリカの本当の問題: 医療費はアメリカが直面している長期間にわたる財政的課題の核をなしている。…これが最近のこれらの費用の減速がとても激しくなっている理由だ。…

良い知らせは医療費に関する最新事情は多くの評価よりも良いということだ。費用の伸びは劇的に鈍化している。…

昨年、連邦議会予算事務局は次の75年間で歳入と歳出のギャップがGDPの8.7%に達するだろうと推定している。それ以来、法定収入は増加し、改善された基本予算の見通しはことによるとそのギャップを7.5%にまで減らしている。

医療費の伸びの抑制を成し遂げれば、さらにGDPの2.5%を減らせて、長期の財政の穴はGDPの5%になる―ワシントンで現在論議されているどんな政策変更よりも大きな効果だ。…

マーティン・ウルフによると:

アメリカの財政政策は危機的ではない: …連邦政府は破綻しかかってなどいない。むしろ強く速く締め付け過ぎだ。財政状況も最も緊迫した経済課題というわけでもない。それより回復を促進することのほうがずっと重要だ。より長期的な課題は、医療費を抑えながら歳入を増やすことだ。その間、人々はただ落ち着いてほしい。

ところで、ブッシュ時代、どこに赤字タカ派[1] がいたのだろう? 以下がマーティン・ウルフの「むしろ強く速く締め付け過ぎ」が意味していたことだ:

赤字タカ派はこのことを知ってほしくないだろうが、私たちの目の前にある最大の問題は赤字ではなく、職なのだ。

  1. deficit hawk。政府の予算を抑えこんで赤字を減らそうとする人々のこと。 []