「最新の米雇用統計」by Tyler Cowen

以下の文は、Tyler Cowen,”New Job Report“の翻訳になります。先にoptical_frogさんが訳している「The Great Anti-Keynesian Flip-Out」でクルーグマンがディスってる対象です。誤字・誤訳の指摘はコメント欄にお願いします。


 いいニュースばっかりだ、(非農業部門雇用者数が)24万3千人増えた。でも、その数値にはさらに多くの情報があるから、詳細や説明を見るために@JustinWolfers@BetseyStevensonに行ってほしい。ここで「大負け」したのは?:オールド・ケイジアンの理論だ。実物的ショックがほどよくポジティブな時に、本当に景気回復を実感することができる。我々が多くの、多くのソースから何度も、何度も言われているように、現在では財政政策や金融政策がきわめて迅速に先回りで実行されることなんてないことに気づいてくれると思う。実際に、財政政策はだらだらと引き延ばされている。アメリカの一般大衆を別にすると、大勝ちしたのは?:リアル・ビジネル・サイクルの理論だ。それは好むと好まざるにかかわらず、あらゆる景気循環を説明する。

もう一つ大負けしたのが流動性の罠という理論で、この理論が言うところによると、ADカーブが倒錯的になるとかの理由で、ポジティブな実物的ショックが経済にとって悪いことになったり、ネガティブな実物的ショックが景気回復の助けになったりする。この理論は今再び脆弱に見える。私の考えでは、それはマジメな経済学のブログ空間で流布している中で最も脆弱な理論だ。