フリードマンの4%ルール(Version 2.0) by Scott Sumner

スコット・サムナーのブログ、TheMoneyIllusion の初期(2009年2月くらい)の重要エントリ(本人がそうおっしゃってます)ご紹介シリーズ。今回は、Friedman’s 4% Rule, Version 2.0(February 3rd, 2009)。持論のNGDP先物目標政策を高らかに再宣言した記念エントリ。詳しい内容説明は別エントリ(翻訳はこちら)に詳しいですが、これも紹介したいエントリの伏線として、勢いで。


短いエントリが必要なようだ。以下はオールシーズン使える金融政策。

Fedは12か月後のNGDP先物を無制限に売買することにコミットする。Fedの取引価格は今の名目GDPの4%上からスタートし、一年あたり4%の率で引き上げていく。

この取引は公開市場操作で行われ、マネタリーベースが4%名目成長を期待させる水準になるところで調整されるまで続ける。ジャジャーン、DSGEモデルも、流動性トップも、政策ラグの心配もない。2つの責務に対処している。バーナンキとウッドフォードが「循環問題」と呼んだものも克服している。市場は単にGDPを予測するのではなく、Fedの目標GDPに合わせるための道具立ての設定をも予測するのだから。 

そんな簡単なわけないって?大丈夫?もし名目GDPが気に入らないならCPI先物に置き変えよう。私は23年間この種の政策を広めようとしてきたが、説得力ある反論に出会ったことがないんだ。もしこれが2008年9月に採用されていたらどうだったか想像してほしい。名目GDP成長期待が4%を下回ることはなかったはずだ。

興味のある向きは、BEJ, Contributions to Macroeconomics にある2006年の私の論文がこの政策の最新のディフェンス。