マクロ教 by Tyler Cowen

9月29日にMarginal Revolutionに掲載されたTyler CowenのMacroeconomic faithの訳。いつものように誤訳の指摘をお願いします。


総需要・総供給のほとんど全てのフレームワークは、労働供給は名目賃金に対して大きく弾力的で、労働需要は実質賃金に対してある程度弾力的であるという仮説に基づいている。企業のとる行動に不思議な点は何1つとしてない―企業がうまく労働者達により低い実質賃金を受け入れさせることが出来れば雇用は増加するのだ。

これはアーノルド・クリングの文章で、ここで全文を見られる。多くのケインジアンは、リアルビジネスサイクル理論や合理的期待仮説の不況による失業を「自発的な休暇」をとっているとして、揶揄するのが好きだ。しかしケインズ理論も負けず劣らず深刻な問題、すなわち労働者は不況の間「間抜けな自発的休暇」をとっていて、それは彼らの名目賃金カットに対する頑固さのせいだとする問題を抱えている。リフレは(もし行われたらの話だが)、労働者にとって、最初にアメリカ政府に泣きついて賃金カットを受け入れるのと変わらない。

失業のコストについて悲惨な話をすればするほど、問題は実証的な側面でより難しくなる。

総需要のマクロ経済学は多くのケースに紛れ込んでいるし、マクロ指標が破滅的な方向へと向かっているとき、マクロ経済学はほとんど「機能している」(うまく予言している)。なぜそれが少しでも機能するのか私たちにはさっぱりわからないし、それがいつも機能するのかもわからないが、それでも私たちはそれへの確信の大きな熱狂と懐疑派の悪魔化がわかっている。